公共性が高く、地域に根ざしたアート、というようなものを考えてみる。一見、それはバーベキュー・パーティのようなものに思えるのではないか。しかし、極私的な問題をとことんまで扱うことで、それが公共的な、普遍的とも言えるようなものに反転する瞬間があるように思う。その「反転」。