説得力のある根拠に基づく議論を読みたい。逆に言えば、そういう話をしていかないと。「あやしさ」。イメージで語られる言葉でなく。私はこれをこう考え、こう評価している、その根拠はこれこれで、という話。そこではじめて議論や評価が可能になる。
そのアートはどうなのか。これはこういうアートで、こういうことをねらっている。それがこういう根拠でこれくらい達成されていると思う、というような話ができないか。そうでなければ、例えばまちの人と同じ土俵で話をすることができない。あるいは、ひとと同じ土俵に立たないことを「アート」と呼ぶのか、ということになってしまう。