だいたい何のために生きているのかといえば、もっとムダを省いたり、ものごとをうまく段取りして効率よく進めたりするためではないだろう。そうではなく、はたから見える効率や成果など度外視で何かと真剣に向き合っていくこと、そうしたことを体験したり、共有したりするためではないのか。何かが「うまくいった」として、それが何になるのだろう。極端な話、そんなのやらなくてもいいことなんじゃないのか。何かが「うまくいかない」から、そこに大切なことが生まれる。それをしっかりと受け止めること。それができないというのなら、何のためにやっているのか、何のために生きているのかわからない。