体験と想像

たとえば友人がひとりで遠方へ行く、帰る、というとき、それを「体験」することは出来ないのに、それを「想像」する、してしまう、それができてしまう、あるいはできてしまうように思える、ということ。体験と想像。その相互に浸透し合うようなあり方が、この大地を固くしている。「相互に浸透し合うようなあり方」。