せんだいアートアニュアル2005

のあき時間に。
どうも私の見方がわるいのか、あるいは私の見方がかわったのか、今年は例年になくあっと思える作品が少ないように思われます。ひとつには3年ほど前は確かひとり4メートル四方は使えた空間が、2メートル四方という、平面ならまだしもインスタレーションなど展示するにはあまりに狭い空間におさめなければならなくなった昨今の展示条件(実際には現場のようすを見てけっこう大きく展示したりできる)もあると思うのですが、どうもビビッとくる作品が少なすぎる気がします。
そんな中でもおもしろいと思ったのは、平面では平山愛里さんの「comfortable」、松橋正高さん「阿・吽」、インスタレーションでは斉藤道有くんの「FUJIMOKU」でした(こういうのはすごく好きです)。映像作品は時間がなくて見られませんでした。