降ったりやんだり

雨の中

降ったりやんだりの日で、虹が出るのではとあちこち場所をかえたり、しばらく待ったりしたのだが、結局見られず、先週から通っているところへ行ってスケッチをする。描く場所をさがしているうちに雨が降って来たので、小さな橋の下で雨をさけながら描いた。橋も小さいけれど、川自体もものすごく小さな流れで、30センチほどの川幅しかないが、しっかり名前まであるし、橋にも名前がついていた。
こういう日には、杉がとてもよく映える。湿潤な気候の日本では、ものがくすんだ色に見えるそうだが、そうしたあたりもたとえば毛糸のインスタレーション作品などに盛り込んでいけないだろうか。