高橋健太郎展

ぐるごくん

仙台市青葉区台原ワッツ・アート・ギャラリーに「高橋健太郎展」を見に行く(5/1まで)。木彫で、小さなものから大きなものまで、たいへん見ごたえのある作品だった。私はこういう、極端に小さなものと極端に大きなもの(そこまで大きくはなかったが、それはいろいろな制約からで、それがなければもっと大きなものをつくりたかったという)をつくるという発想やスタイルはとても好きだ。どっちかにしなさい、みたいなことを言われて育つ子どもが多いし、大人になってからも同じようなことを強要される機会が多いように思うのだけれど、そういうのは何が目当てなんだろう。私から言わせると、そういうことではバランスがとれないように思うのだけれど、まぁ本人たちがそれでいいのならいいのだろう。
高橋さんもニュー・アート・コンペティション of Miyagiの一次審査に通ったとのこと、しかも02年にも出したことがあるとのことで、こんなパンフレットをつくってもらえるんです、とはじめて見るたいへんりっぱなパンフレットを見せてくれる。あまり時間がなくてゆっくり話をすることができなかったが、たいへんおもしろい作品ばかりなので、本展での展示も楽しみである。