たなばたプロジェクト

仙台七夕のわかりにくさのひとつに、その日程が上げられる。七夕は全国的に7月7日なのだが、仙台七夕は8月の6〜8日にかけて行われる。旧暦っぽくしているのか、夏休み中の人出をあてこんでいるのか、東北三大まつりをまとめて見られるようにしているのか、とりあえずいろいろいいことがあるのだろう。
しかしたとえば私が、今考えている仙台七夕の時期のプロジェクト(こちら)を、地域に限定せず、知り合いのところや、ウェブ上でも行えないだろうか、と思うとき、七夕が8月というのは他の地域のひとにとって、とってもわかりにくいように思う。そこで思ったのだが、仙台七夕の前、7月7日の七夕の日に、この「たなばたプロジェクト(仮題)」(ハガキ大のビニール袋に石や葉や何かを入れて、願いを直接的に表現したものでない文章を書いた紙とともに入れてかざるもの。内容はロジアートに出すものと同じ)を、知り合いやウェブ上で参加していただける方にやってもらい、その写真や文章をこのサイトで公開したり、その後行われる仙台七夕のおりに、その一部を成果として取り入れたりしてはどうかと思う。
このアートというよりは詩のようなプロジェクトは、その場所と人にほとんどを拠っており、必要なものといったらハガキ大のビニールと、やったという報告くらいのものだ。中に入れるものが決まったら、参加してくれる方と文章を決め、私の方からビニールと印刷された紙のセットを送ろう(これすらもその場にある適当なものを利用してもらってもいいし、文章だってプリントアウトしてもらうだけでいいのかもしれない)。あとは中身を入れてかざってもらうだけだ。
そして問題は、それがおもしろいかどうか。