「売れないアーティスト」

不幸がアイデンティティーを基礎づけている、という視点からこれを見てみる。社会の最下層にとどまりつづけることが、逆説的に人間的な優位性を担保する。「売れないものにこそ、価値がある」。
それは、集客を見込めないのではなく、見込まないのだろうか。