雲をつくる

「雲を数えなさい…」(オノ・ヨーコ『グレープフルーツ・ジュース』)を読んだときにもつ(あるいはもった)奇妙な感じを、別のしかし同じ構造をした何かとして表現したいと思って、私は「雲」をつくろうと考えている。それはまさに「数えられる雲」なのだ。