金沢健一「音のかけら」

せんだい視覚芸術振興くみあいプロジェクト(SCAN)の企画で、鉄製の大きな円を割ったような作品を、さまざまなものでたたいたりこすったりして演奏する金沢健一氏によるパフォーマンスが、宮城県美術館1Fのエントランスホールで行われた。大小さまざまなパーツからなる「音のかけら」は、その上をものがはねるだけで、よく「現代音楽」の名で耳にするあのこわい感じのメロディー(?)になる。見えないものをかたちにするこころみとして、音に注目したのはすごくおもしろいと思った。26・27日にはせんだいメディアテークでも開催。