「「企画展」〜タマゴ段階〜」

を見に行く(2005/8/1-8/7、11:30-19:00、最終日-17:00、ギャラリー・エディット)。
「企画(書)の見本市のような形をとり、企画展に来てもらった人と気になる企画について、話す、語る、考える」というもので、「構想段階のとある「企画」について、それが多くの人の目に触れ変容を遂げ、実施段階へと導いていくことを目的とする」というもの。ちょうど今年10月に長野で行われる「とがびプロジェクト」に、架空のプロジェクトとしての「アート温泉」なるもののプランを出展しようと思っていたので、どんな風になるのだろうと思って出かけた。
展示は名称、方法、目的を書いた1枚ものの企画書が壁にはられ、それを読んで企画者の渡辺曜平、佐藤由実両氏と企画について話したり、同じ様式の紙に思いついた企画を書いて置いて帰るというもので、展示されていたのは、たとえば「彫刻のある街づくり」として仙台市内に点々とつくられ、そのままになっている彫刻のマップをつくるとか、美術館(県)・博物館(市)といった管轄のちがう施設が相互に割引チケットで協力をするとかいったもの、メールばかりでなく手紙を書こうといったものなど17点(くらい)。
こういうのかなーと思って見に行くとちがっている、というのはよくあること、というかそうでないこと、つまりこういうものだろうと思って実際そうだったという方が少ないわけだけれど、では実際どういうものだと思って訪れたのか、訪れた後では忘れてしまう。単に忘れっぽいのかもしれない。