ロジアート

仙台や宮城県を象徴するものとして、6つのものを考える。すなわち、木の実、石、木の葉、貝、砂、米である。
木の実は山を表わしている。私がよく絵を描きに出かける山。蔵王をはじめとする奥羽山脈の山々。
石は川。私が絵に描く石を拾いに行く河原の石。広瀬川は仙台の代名詞とも言うべき川であり、名取川は歌枕として古来から名高い。
木の葉は街。けやき並木は仙台を象徴する。
貝と砂は海。日本三景の松島は言うまでもなく、三陸の美しい入り江、島、海。
米は野。米どころとしての大地の豊かさを表わしている。
七夕の七にちなんで、7つ見つけようと思ったのだが、なかなか見つからない。そのうちにそれが七夕そのもの、そして七夕に訪れる人のものであることに気づく。だからそれは6つでいい。