ごる

akadowaki2006-06-09

ちょうどひと月ほど前から、まったくご飯を食べなくなり、針のない注射器で数時間おきに食べさせたり、薬を飲ませたり、ときどき皮下点滴に行ったりしていた猫が、7時過ぎ頃、永眠いたしました。12歳。仕事を途中でやめて帰って来たのですが、ちょうど間に合いませんでした。
妻が日端で拾って来たのが生後数ヶ月の頃で、不思議と話す言葉がわかったり、散歩へ行ってもついてきたり、遊んでほしいと飛び掛ってきたりと、とてもコミュニケーション能力の高い猫で、ずいぶんいっしょにいろいろへ行きました。特に絵を描いていた数年間は、車でいっしょにスケッチへ出かけ、私が絵を描いている間、ひとりでぶらりとどこかへ出かけ、描き終わる頃に戻って来たり。もう一匹住んでいるトラぶんが病気のおりには、ふたりでしばらくアトリエにおとまりして男どうし親交を深めたものです。
1月にもすこし調子を崩したのですが、その後もちなおし、持ち前のエネルギッシュな感じでいたのですが、ゴールデン・ウィーク以降急に元気がなくなり、あっという間にこうなってしまいました。
たいへん残念で、しばらくやる気がないかもしれません。