公開審査

せんだいアートア・アニュアル」、毎年土曜はで教えていて出られなかったのだが、今年はあき時間があったので、2時から5時までに行われるという公開審査に3時過ぎ頃出かける。審査員5人(こちら)が、いっしょに見て回るのを想像していたのだが、それぞれがてんでバラバラに見て歩き、たまたまそこに作者がいれば話をするという形式で、待っている間に出展者どうしも話ができていいだろうというものだった。最初の1時間くらいは私もこれはいいアイデアだと思って、審査員が来るのを作品ファイルや今回出展した毛糸の滝ができる瞬間の写真をこわきにかかえて待ちながら、近くの出展者とばか話などしていたのだが、結局予定終了時間の5時を過ぎ、私自身も仕事に戻らなければならない時間になってもやって来た審査員はひとりだけで、それも時間がおしているらしく、気の毒なぐらい忙しそうにしていた。この多すぎる展示(200以上ある。こちら)に対して3時間の公開審査しか想定せず(実際にはかなり遅くまでやったらしい)、それもいつどこをどう通って審査に来るのかもわからない審査員を待っていなくてはならないなんて、いったい誰がどうやって思いついたのだろう。もちろん審査員でも出展者でもないだろうと思う。しかもそれが毎年おこなわれているらしい。