2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

自販機、海軍

住んでいるマンションの1階に、自動販売機が設置された。2台。しかも100円〜。あんまり自販機で飲みものを買わないので、きっとあんまり使わないだろうけど、何を飲もうかとすこし楽しみ。 「はてなダイアリー」では日記を書くと、キーワードを自動的にリ…

色エンピツのシャワー

天井から、テグスでつられたいろとりどりの色エンピツが、目につきささりそうに、降りそそいでくるように、さがっている。

誤り得なさ

1、2、3、4…という数え方を教えれば、突然途中から、たとえば100から先を102、104、106…などという風には言わない、ということが半ば安心感とともに語られたりするけれど、おそらくはそこでのポイントは、それがなぜ確実にそうなのか、ということにあっ…

ゴールデンレトリバー

この前行ったのとはまたちがう川の上流へ行き、流れの中に椅子を置いて写真を撮る。 突然、大きな犬が現われた。とても人なつこい。しきりに川に入って遊んでいる。連れている人が、ゴールデンレト「リバー」だから、とまるで本気で言っていた。 水門のよう…

伊達=Date

岩出山で行われるアート・プロジェクトの企画が昨日メールで届いた。タイトルは「岩出山伊達プロジェクト」ということで、伊達について考えていると、「伊達=Date(日付けを付ける)」が思い浮かぶ。日付を付ける行為にはずっと関心があって、それを作品化…

教育とか

たとえば教育、みたいなものについて考えてみると、それは「われわれ」へと招き入れる手続きみたいなもので、それによって「私」は「われわれ」にさせられてしまうわけだけれど、それと同時にそれを通してしか「私」も生じない、と思う。つまりそれは「われ…

あき時間ばかり

すごくさわやかな土曜日。空気の感じや日の差し方がちがう。 あき時間、絵を置いてもらっている塾の近くのゴージャスなお花屋さんモン・ジャルダンへひさしぶりに絵を持って行く。また、ひさしぶりにトルバドゥールでメニューにないあさりしめじのスパゲティ…

言語の限界とか何とか

以前、一生懸命絵を描くために絵を描いていたとき、個展を見に来る人が、なぜ絵をただそのようなものとして見ようとせずに、あれこれ言葉にしてそれを表わそうとしたり、私にその手助けを求めてきたりするのだろうとものすごく疑問に思っていた。疑問に思っ…

岩出山でのプロジェクト、新緑

去年、一昨年と仙台七夕のおりに行われていた「TANABATA.org Art Project」(プランナー:村上タカシ)。残念ながらこの2回で終わりと聞いていたのだが、実質的なそのつづきとしての企画が今年、宮城県北部の岩出山町で行われるということで、実際のゴー・…

椅子を連れて

東山魁夷の「コンコルド広場の椅子」を下敷きに、何かつくりたいと思う。 今日はとても天気がよかったので、とりあえずうちにあるアンティークの椅子をもって、牧草地と清流へと出かけた。10年ほど前、今は閉店して久しい「アンバリー」というアンティーク家…

降ったりやんだり

降ったりやんだりの日で、虹が出るのではとあちこち場所をかえたり、しばらく待ったりしたのだが、結局見られず、先週から通っているところへ行ってスケッチをする。描く場所をさがしているうちに雨が降って来たので、小さな橋の下で雨をさけながら描いた。…

東山魁夷の椅子

東山魁夷に「コンコルド広場の椅子」という作品がある。一冊の本になっていて、パリのコンコルド広場の椅子が夜のエッフェル塔やノートル・ダム寺院の上を飛んでいるようすが印象的である。 これを実際にできないかと思う。つまり、空に椅子を浮かべるという…

虹をながめる

とてもさわやかに晴れ上がって、空気がとてもきれいに潤っている。並木通りを歩いていると、水の中を歩いているようだ。 土曜は朝から塾なので、休み時間、太陽光の下に昨日つくった虹ボードを置いて虹ができるかためしてみる。懐中電灯では電球のまわりに小…

虹をつくる

先日届いた「ニュー虹ビーズ」(いきなり「ニュービーズみたい」という子どもも)を使って小学2年生のわたるくん、小学6年生のしょうのくんとともに塾で人工虹をつくる。黒いイラストボードにスプレーのりを吹きかけ、塩か砂糖のような虹ビーズをふりかけ…

とてもいい天気

月曜にスケッチに出かけた場所にまた行く。月曜はうす曇りで、描いているとこごえそうに寒かったのだが、今日は暑いくらいだ。潤った新緑の感じがいいなと思ってまた来たのだが、今日はすっかり空気が乾いている感じで、以前冬にも訪れたおり、雪の中で描い…

折原真樹展

中本誠司現代美術館に折原真樹さんの展示を見に行く。デザイン系の作品で、何というか、ふだんよく見るけれどもこうして見たりしないような種類の作品でもあり、技術を見せているようでそうでないような、個性を見せているようでそうでないような、そういう…

雲をつくるために

風船、浮力がどれくらいあるか資料を出しているページ(ここ)を見つけ、観測や広告用の大きい風船(ここ)も検討してみる。お金がないのであれこれ考えているわけだけれど、たとえば、14インチの風船を300個くらい、白いポリシート(これ)でつくった2〜3…

目の触感

ベランダに黄色いチューリップが咲いているのだが、もう2週間ぐらい咲いている。見ていると、なんともいい感じで、目の触感というのだろうか、手でふれた感じとはまるでちがう触感を目で感じることができる。それを表現することができないだろうか。その感…

風船を浮かべに行く

Yojiくんから電話がくる。つい最近二十歳になった青年で、私は小学5年生から高校生まで彼の家庭教師をしていた。さっそくヘリウムガスのボンベと風船をもってふたりで出かけ、近くの牧草地でいろいろと実験をしてみることに。 よく晴れていたのだが、牧草地…

いろいろな意味合い

同じことを表わす言葉が、いろいろな意味合いをもつということへの不思議な気持ち。その底にあるのは、あることはあることを表わしている、表わしていなければならない、という1対1に対応する世界観みたいなものが私の中に根強くある感じなのではないかと…

雲を浮かべる

雲を浮かべる、というの(こちら)をやろうと思っていて、とりあえずヘリウムガスと風船のセットを注文してみたのが今朝届いた。ためしにひとつふくらませて綿をつけてみたのだが、重すぎて全然浮かばない。 あまり風船をじっくりと観察したことがなかったの…

創造しさ

何かを新しくつくりだす、ということのさわやかさや力強さ、説得力にもとても魅力を感じはするのだけれど、その素直で率直な在り方や姿勢に対し、すでにあるものをあれこれ位置付けたり、何かに見立てたり、編集したり、アレンジしたり、それもまた一種の創…

松島へ行く

例によって遅い時間からの出発だったので、近場ということで松島へ出かける。 日本三景が近くにあるというのは、すごいことだと思う。しかしそうした実感はなく、ああ松島ね、という感じだったのだが、4、5年前の半年間ほど、多いときは週に3回くらいスケ…

虹ビーズ 川は無常

夜、注文しておいた「ニュー虹ビーズ」が届く。勉強以外のことを教えてほしいということで私のところに通って来ている小学2年生がいるので、今度いっしょに人工虹にチャレンジしてみよう。 虹と言えば、昨日、オランダ人の文通ともだちデ・ローイさんから手…

虹と現代アート

虹について、やっと今になってあれこれ調べているのだが、虹はいわば残像なのだそうだ。言われてみればその通りで、落ちてくる水滴が、ある一定の位置を通過するたびに射出する光が虹であって、いわば滝が次から次へと落ちてくる水によって滝としての体をな…

宮城県・岩出山へ

宮城県岩出山へ行く。伊達政宗が、葛西・大崎一揆を煽動したとの嫌疑で豊臣秀吉により米沢から転封させられた地で、観光パンフレットなどには「仙台に居城を移すまでの青年期を過ごし、世界に目を開き、時代を読んだ地」といったぐあいに説明されているのだ…

韓国ドラマ

夜、ずいぶん前に録画しておいた韓国ドラマ「美しき日々」の最終回を見る。なんと言うか、あまりに説明的過ぎて、場面が分刻みで変わるので、半分くらいしか見ていないのに数回分見たような気がして、最後まで見るのはまた今度にする。同時進行で見ていた韓…

山形・天童へ行く

山形県天童へ行く。なぜか毎年ゴールデンウィークにはここへ出かけている。しかもこんな時期なのに3時で終わるそば屋をめざしているので、がんばって早めに家を出る(うちは夜更かしなので外出はいつも午後)。 何とかそば屋には間に合ったのだが、去年うま…

受動的・能動的

ちょっと英語でも勉強してみようかなと買って来たラジオ講座のテキストのうしろについている連載コーナーみたいなところに、「入学試験を受けた」を英語ではI took an entrance examination.というが、同じ行為を表わすのに、日本語では「受ける」という受動…

山展・海展

中本誠司現代美術館に行く。さ来週から、生まれ故郷屋久島で故中本誠司氏の個展が開かれる。氏の作品のほとんどは仙台の貸倉庫の中にあるため、今日はそれを送るいわば壮行会のような集まりだった(個展は屋久島環境文化村センター(℡0997-42-2900)にて、5/…